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されど罪人は竜と踊る第五巻読了 - 2011.06.25 Sat

されど罪人は竜と踊る第五巻(ガガガ文庫)読了しました。
いつも通りの超人と超人に為れないけど凡人でもない人間が腐った日常を送っている話だった。
 
 いきなり話は転換してしまうのだが、私の周りにはこの”されど”を好む御仁がだれ一人いない。
皆に貸しても途中で「無理」と返されること数度。いまだに勧めていない友人にはどう?と勧めることはあるが半ばあきらめているようなものだ。何故ダメなのか?と友人に聞くと描写がえぐいところに問題があるようだ。戦闘シーンでは容赦なく肉体は切り刻まれ粉砕され、時には精神さえも抉り取りそのさまはラノベといわれるジャンルでは相当に鮮明な書き方をされているのだろうと思う。エロいシーンだって何故かそこそこに存在する。そこそこどぎつく。
 ”されど”は咒式士と呼ばれる人間が現代物理学の数式を改変しその結果として魔法の”ような”事象を引き起こす。”されど”は超絶的な力量を持つ咒式剣士と化学を操る実は結構強いけど敵が強すぎて強く見えない後衛咒式士の二人組の冴えない日々を物語としたものだ。そこで事件が起こり二人組が巻き込まれ、泥をすするような、非ヒロイックな生き方をし、周囲をとんでもない奴らに囲まれながらも事件を解決する一つの主な因子として活躍する。そこには国家権力、人類を軽く凌駕する存在、多くの理想と策謀が入りまじり、互いの利益を得るために表裏と駆け回り弱き理想は打ち砕かれ、我々の日常くらいかそれを上回るあいまいさと後味の悪さで事件は終結する。主人公は必ずしも幸福にはならず、今までと変わらぬ日常風景に回帰する。
そんな物語だ。

 私はこの物語が好きだ。咒式という設定に世界観、そして主人公にして物語の語り手たる後衛咒式士のガユスは自らの中途半端な力量に悩み、毎日の生活のうまくいかなさに悩み、恋人との関係に悩み、自らの不運を嘆く。そのとなりで剣士のギギナは強者らしい鋼の意思で自由奔放に、自らの意思に縛られて生きる。登場人物も腹に一物も二物も抱え、理想と現実にすり減らされながら物語で輝く。一人一人が自らの望む結果を求めてもがきながら、あるいはその手段を確たるものとして胸にして物語は進む。そのさまが、その人物たちが、とても美しいと思う。
 あがきすらしない自分はあがけることが羨ましいのかもしれない。己が意思のもとに突き進み道半ばで果て、あるいは到達する彼らをとても眩しく思えるのだ。

多くは解決しするが、世界は何も変わらないし相変わらず腐ったまま。そんな中で自分のためにもがき、あがく人間(美しいかもしれない)を見たいなら私は大いにこの物語を薦める。ただ、これを読んで気分を害したとか、鬱になったとか、なんか暗い気分のまま抜け出せないような気分になった、とか言われても責任はとれないのであしからず。
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アンチリテラルの数秘術師 読了 - 2011.05.07 Sat

友人から借りていた本なのですがなんとかGW中に読み終わってよかった。

創造することが難しいかもしれない未来をなんとかして実現させようと突き進む主人公が格好良くもあり、眩しくもあり…。
どちらかというと敵寄りの思考の自分にとってはなんとも羨ましく妬ましくw

数式で事象をコントロールしようっていう発想はすでに実践されているものだけどこうなるとは思わなんだなぁ。

備忘 - 2011.03.01 Tue

耳と感性でギターが弾ける本 著:トモ藤田 リットーミュージック、ギターマガジン

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